2013年3月13日水曜日

相手を自分の思い通りに動かそうとしてはならない

僕たちは、ついつい相手を自分の思い通りに動かしたいという欲望に支配されてしまう。

自分の思い通りにならない相手にイライラし、攻撃したり、相手のせいにしたり。


思い通りに動くように要求されると、相手はどう感じるだろう?

嬉しくはないはず。

怒りを感じるか、哀しくなるかのいずれか。

そして、自分と相手の間に『感情の鉄壁』が形成されてしまう。


仮に、相手が思い通りに動いてくれたところで、相手への感謝の気持ちは生まれやしない。

生まれてくるのは不平不満だけ。


自分の中にある『相手を自分の思い通りに動かしたい欲求』を自覚すること。

それが、気分の浮き沈みを無くしていくための第一歩。


自分の思い通りにならない相手に振り回されてしまうのは疲れる。

『他人を自分の思い通りに動かそうとしてはならない』という禁則事項を護ればいい。

そうすれば、相手にやって欲しいことがあれば、素直にお願いできるようになる。

たいがいのことは、素直にお願いすれば叶ってしまうのだから合理的。


誰かを思い通りに動かそうとしてはならないという禁則事項を護るメリット。

それは、自分自身が誰かから思い通りに動かされなくなるということ。

相手の思い通りに動いたところで、相手の心には不平不満しか生まれない。

だったら、不当な要求に応える必要はない。


嫌なら受けなければいいのだ。