2013年3月24日日曜日

前屈のテクニックを考える~モモ裏をやわらかくするには

前屈時における知覚神経と運動神経とゴルジ腱器官と筋紡錘の図

上体を前に倒してモモ裏を伸ばすと、上図のような展開に。

ここで大切なのは、痛みを感じない範囲で60秒以上前屈し続けること。

痛いほど伸ばすのは逆効果なのが、上図から一目瞭然。

静かにじっくりと、筋肉が伸びてくるのを待つ。


僕のクラスでは、下図の感じで前屈してもらっている。

骨盤を前に傾けるとモモ裏が伸びるの図

太陽礼拝の最後の前屈では、カラスのポーズでしゃがんだ状態から膝を伸ばす。

こうすると、骨盤が前傾したままモモ裏が伸ばされるのでイメージがつかみやすい。


もっと細かくイメージしたいなら下図の感じで。
前屈時のベクトル
基本的にポージングというのは『ベクトル』でつくると安定する。

イカセたい方向にベクトルを向けさえすればいい。


前屈時にモモ裏を伸ばしたいのなら、骨盤前傾時に使う筋肉を覚醒させる。


試しに骨盤を後ろに傾けながら前屈してみればいい。

モモ裏が悲鳴をあげるから。