2013年3月9日土曜日

骨盤の後傾・前傾と脚の筋肉・腹筋の関係

 骨盤が前後に傾くと筋肉はどうなるのかという質問があったので図示してみた。

骨盤後傾・骨盤前傾の図
骨盤前傾の図

腹筋とモモ裏筋とお尻の緊張は、骨盤を後ろに傾ける。

背筋下部とモモ表筋とお腹の奥の腸腰筋の緊張は、骨盤を前に傾ける。

両側が同時に後傾・前傾するだけではない。

片側だけとか、片側ずつ逆方向に傾いていたりする(ねじれ)。


この仕組みが理解できれば、骨盤調整ができる。

固まっている筋肉をほぐすようなポージングをすればいい。

理屈を理解せずに適当にポージングするとどうなるか?

場合によっては、歪みを助長することになる。


僕は、クラスの参加者の骨盤を手技で矯正してあげることがある。

矯正してしまえば、筋バランスが整う。

一時的にだけどね。

その後のたゆまぬ練習で維持ができる。


自力で元に戻すのが難しい場合には有効だと考えている。


僕がしれっと脚や背中やお腹を触診しているときは、骨盤の歪みを診ているとき。

そう理解して僕のクラスに出てみると面白いと思う。



http://yoshitakaabe.blogspot.jp/2013/03/blog-post_10.html につづく。