2014年9月27日土曜日

脚は恥骨から生えているイメージで動かそう

僕はよく、「腕は首の前側から生えているんだからね」って指導しています。

では、脚はどこから生えているのでしょう?


図示してみます。

肩甲骨と腸骨

「脚は恥骨から生えているんだよ」

よつんばいになってみると、イメージしやすいと思います。


もっとも、脚を動かすときの脚の付け根は「みぞおち」です。

脚を動かす大腰筋の付け根が☆印のとこですから。


大腰筋之図


話を戻して・・・・・・

鎖骨は恥骨と連動しますので、恥骨を正しい位置にもってくると、腕や脚が楽に伸びます。


恥骨の正しい位置ってどこだよ?


ここです。


骨盤の中立・後傾・前傾の図

尾骨の先端と恥骨を水平にしてみましょう。

鎖骨が連動して前にひろがってくるはずです。

それにつれて肩甲骨は後ろにひろがるので、横隔膜が解放されて呼吸が楽になります。

肩の力が抜けて、真っ直ぐに立てているはずです。


尾骨の先端と恥骨を水平にするのは、安部塾の中心軸呼吸法の基本です。


この状態で手足を動かすと、肩甲骨と腸骨が同期するので気持ちが良くなります。

体を動かすのが楽しい人と楽しくない人の差は、骨盤の位置にあるような気がします。