2014年7月31日木曜日

愛とは、しがみつき(依存)ではありません。










敬愛するパールズ先生が目指した『成熟』とは、何だったのでしょうか?

『環境からの支持を脱却して、自分で自分を支持する能力を身につけること』

他人のせいにしない・他人を変えようとしないということなのだったと思います。

変えられるのは、自分のものの見方・考え方・行動だということです。


パールズ先生の『私は私』とは、何だったのでしょうか?

必要なことを他者に正式に依頼すること。

自発的に他者を愛すること。

決して、利己主義や孤立無援とは違います。


そう。

愛とは、しがみつき(依存)ではないのです。

しがみついていないと身体的・精神的な平常を保てなくなるのが依存というもの。

そんな自分の心と向き合わないことには、何も始まりません。


依存症になりやすいタイプとは?より

・いつも、どこか自分に満足できない
・日ごろから、強いストレスを抱えている
・信頼する人(家族など)に、受け入れられていないという思いがある
・いつも孤独を感じている
・強い劣等感を持っている

依存症を克服するには、その対象から「距離を置く」

それと同時に、何かに依存しなければ平静を保てない自分の「心の状態」と、向き合うことが必要になります。

引用ココマデ


いろいろ研究した結果、コリの正体が『成熟していないこと』にあることに気づきました。

自分で自分を支持する能力が低いから、筋肉が硬くなってしまうのです。

だから、治療者に依存しているうちはダメだと思うのです。

自分の心と向かい合うことが最優先で、治療者への依存は断ち切るのが正解かと。


では、治療者の存在意義とは何でしょうか?

治療者は、色々な方法論を提案し、依頼者はそれを自発的に実行します。

依頼者は、自分自身の行動変化を試してみることができます。

その場で、「いま、ここ」の変化を体験できるのです。


これは、『何とかしてあげる』というスタンスとは違います。

治療者が自分の解釈を押しつけないからです。

押しつけは支配を生み、依存を生み出します。

自分の解釈を押しつけているうちは、真の信頼関係は築けません。


だから、治療者は依頼者の依存の対象にならない方がいいと思うのです。

成熟を目指すひとりの人間として存在していればいいのだと思います。

正式に依頼してきた依頼者に、あふれるほどの愛情を注ぐこと。

これまで自分が試してみて有益だった方法論を提案すること。


それには、思考のやわらかさと適応能力が求められます。

『状況の変化に、即対応する』という力です。

その力こそが、自己支持力を高めてくれます。

その姿勢が、『私は私』というスタンスを現実にしてくれます。


しがみつきをやめて、新しい人や状況に適応していくこと。

それが、人生を豊かにする基本姿勢なのだと思います。

治療者に依存し、奇跡を期待して何かしてもらおうとする態度からは、自己成長の変化は生じません。

固定化した人間関係は自己成長を阻害します。

常に変化し続けることが、「いまここに生きる」ということだからです。





医師や治療師やセラピストに依存して、奇跡を期待する。

何かしてもらおうとする。

その期待は、あっけなく裏切られる。

すべて彼らのせいにして、自己成長の機会を失う。


・・・・・・というようなパターンって、とってもよくあることだと思います。

『治療者』を、『先生』とか『師匠』に置き換えると、もっとです。

奇跡なんて起きません。

自分自身の力を信頼していないのですから。


『先生』という立場=依存されないように気を配る立場だと考えています。

先生=自分で自分を支持する力を身に着けてもらう役目だからです。

依存させるように全力を注ぐ先生って、何かおかしいですよね?

依存しなくても生きていけるように導くのが、先生という役目ですよね?


先生に依存しても自己成長の変化は生じません。

だから、依存させようとする人にはついていかないのが正解かもしれません。

常に、良好で新しい人間関係が生じているのが『良い先生』。

僕は、そう考えています。

2014年7月30日水曜日

肩こり・首こり対策ポーズの一例

なんか好評なので、肩こり対策ポーズの写真もつくってみました。

腕を交差させてから手のひらを向かい合わせて合掌し、腕の付け根を内旋させます。

自然と、ひじが伸びるはずです。

90秒保ったら、手の前後を入れかえてやってみましょう。

肩こり・首こり対策のポーズ~腕の付け根を内旋させて、ひじを伸ばす。

予想外にスッキリすると思います。

2014年7月29日火曜日

坐骨神経痛対策ポーズの一例

坐骨神経痛に、梨状筋症候群というのがあります。

股関節の外転と外旋で軽くなるとされています。

梨状筋症候群 

安部塾方式(セルフ)では、こんな感じで対処します(180秒以上保つ)。

股関節の外転・外旋(セルフ)
ついでに、こんなことやあんなことをしてみましょう(90秒保つ)。

股関節ストレッチ(表・裏)
予想外に効くことがありますよ。

腰痛対策としてのストレッチポール(フォームローラー)の使い方の一例

ついでに、腰痛対策としての使い方の写真・動画をつくってみました。

腸腰筋伸ばし ストレッチポール(フォームローラー)
腸腰筋伸ばし gif動画
中立

半分の橋のポーズ フォームローラーを背中に
半分の橋のポーズ gif動画


片脚の半分の橋のポーズ フォームローラーを足裏に
片脚の半分の橋のポーズ フォームローラーを足裏に(逆側)

ストレッチポール(フォームローラー)は使い方しだいで、いろいろな効かせ方が可能です。

猫背のためのストレッチポール(フォームローラー)の使い方の一例

「猫背の矯正にはどう使ったらいいですか?」という質問があったので、写真を撮ってみました。


まずは、こんな感じで肩甲骨を外転(ひろげる感じ)させます。

ひじを深く入れすぎると肩甲骨がひろがらないので、ひじの上下をそろえましょう。

セルフハグ~肩甲骨つかみ

次に、猫背のピーク部分にフォームローラーを当てて、上体を反らします。

片脚ずつ伸ばすと、骨盤にも効きます。

それぞれ90秒以上保ってみましょう。

セルフハグの腕の上下を変えて、もう一度繰り返します。

上体そらし(上部)~ストレッチポール(フォームローラー)
肩が硬くてセルフハグができない人は、頭を抱えてやります。

上体反らし(上部)~ストレッチポール(フォームローラー)
 これで、わかるかな?


通常、僕のクラスでは、『反るときは、肩甲骨を内転・下制して』って誘導しています。

「肩甲骨を寄せて、お尻の方へ下げて」ってアレです。

猫背の場合にコレをやると、楽に反れてしまって効かなくなります。

なので、あえて可動制限を与えて反るというのがキモです。

ストレッチポール(フォームローラー)で背中を整える(骨盤と肩甲骨の解放)すて

「ストレッチポールって、どうやって使うんですか?」という質問があったので、図をつくってみました。

反り腰気味な方なので、その対策。

ストレッチポール(フォームローラー)の使い方の一例

後頭部・首の付け根(第7頚椎)・背中(第12胸椎)・仙骨をポール(ローラー)につけます。

尾骨を恥骨の方に入れながら、肩甲骨をポール(ローラー)に巻きつけます。

骨盤は後傾・胸椎は伸展・胸郭は挙上します。

数分間、その姿勢を保ちます。


いまや、ディスカウントストアですら売ってますので、1本くらいもっててもいいかもですね。

他にも、腸腰筋伸ばしとかに使えますよ。

2014年7月28日月曜日

やりたかったのにやれなかったこと(できなかったこと)をやってみよう~親をゆるすということ

ゲシュタルト いろいろ


体調が悪いとか体型が崩れているとか、いろいろうまくいかない人と、よく話をします。

共通して、『過去にやり残したこと~心残り』を抱えています。

やりたかったのにやれなかったこと(できなかったこと)があると、いまを生きれません。

そう。やり残し・心残りが、『症状』を生み出しているのです。


いまの体調や体型は、『無意識の身体的表現』なのです。

各種アレルギー症状とか、腰痛とか、肩こりとか、頭痛とか、肥満とか・・・・・・。


わかりやすいのは、言ってることとやってることの不一致です。

言葉で表現していることと、身体で表現していることの違いです。

言葉ではなく、姿勢・声質・表情・視線などの方に本音が隠れています。

そこに、完了していない心残りがあらわれているのです。


『過去と他人は変えることはできません』って、よく言いますよね。

実際、その通りなのですが、過去や他人に対する考え方を変えることはできます。

どうしたら変わるかというと、やれなかったことを『いま』やればいいのです。

心残りが現実をゆがめているのなら、完了させればゆがみはなくなります。


『いまやってみる』という決断をするのが難しいみたいですが・・・・・・。


そうそう。

敬愛するパールズ先生が、こんな言葉を残してくれています。

「人にとって最大の未完の行為は『親を赦(ゆる)していないことだ」

うまくいかない人と話してみると、親を怨んで赦していないことがよくあります。


自分がうまくいってしまうと、自分がうまくいかないのを親のせいにできなくなります。

親のダメっぷりを証明するためにうまくいかない状態を続けているのです。

で、親的な立場にある人たち(上司とか)にも親の姿を投影して、同じ態度をとります。

その結果、ますますうまくいかなくなります。


しかし、自分がうまくいくと不平不満を言えなくなるので、ずっとそうし続けます。

これって、不毛ですよね。

なので、いますぐに『親を赦す』という心残りを完了させてみましょう。

人間関係や仕事とか、いろいろうまくいくようになって楽しくなります。


親を赦すのは、うまくいくようになりたいからという『利己的な理由』でいいと思います。

親を赦すという未完の行為を完結させることで、親の気持ちもわかるようになれますから。

肩甲骨を動かして、現実世界で羽ばたこう~自分らしく行動し、自分らしく生きていこう。

昨日は、毎月恒例の安部塾福岡塾生の稽古会でした。

肩甲骨の使い方を中心に、自分がいまやっている動作を言語化する練習などをやりました。

安部塾福岡2014/7/27 肩甲骨はがし
安部塾福岡2014/7/27 肩甲骨はがし誘導

安部塾では、『いま、何を感じていますか?』という質問をよくします。

日々起きるさまざまなことに反応して、僕たちの気持ちは変化します。

外部刺激に対して感情が素直に(柔軟に)反応していれば、『健康』だと思います。

感情が固定化してしまったら不健康です。

生きるのがつらくなるし、まわりの人たちにも悪影響を与えることになります。

怒りっぱなし・不安に怯えっぱなし・悲しみっぱなし・笑いっぱなし・無表情・・・・・・

感情の柔軟性が消失した状態は『不健康な状態』なのだと思います。

感情の固定化が起きると、肩甲骨が固まります。

ストレッチやマッサージなどで一時的にほぐしても、イタチごっこ(一時しのぎ)だったりします。

なので、安部塾では『いま自分が感じていること』に焦点を合わせて表現してもらいます。

いまここで自分が何をしているのかに注意を向けてもらうのです。


いまここにある自分の身体体験・感情体験を通して、自分の心に気づいてもらう。

そうすることで、自分という人格の統合性を回復してもらう。

いまここにある自分から逃げ出さずに受けとめることで、分離した心身を一致させる。

自分らしく行動し、自分らしく生きていけるために、『自分らしさ』を回復させる。


そんな感じです。


肩甲骨まわりをやわらかくするためには・・・

・いまの自分の気持ちを、自分で感じることができること

・いまの自分の気持ちを、相手に伝えることができること

・いまの自分の無意識の欲求を感じることができること

・他人を思い通りに動かそうとしたり、判断したりせずに、表現すること。

・・・・・・という感じで、『他人まかせ・他人のせいにするのをやめる』必要があります。


現在、塾生たちには、『共通の課題』が現実世界で生まれています。

いまの自分を見つめることで、未来に対処する』ということです。

いまに集中することで認知のゆがみを修正する必要に迫られています。

ちゃんと自分を表現することで、外の世界とのつながりを強化改善する時期みたいです。


その人が、いまここにある自分を一生懸命感じていれば、良い方向に向かいます。

いろいろドラマティックなことが起きて、生きるのが楽しくなります。

それにつれて肩甲骨まわりがやわらかくなっていきます。

現実世界で羽ばたける肩甲骨になっていくのです。


僕はただ、塾生たちに『感じ続けること』を奨めます。

過去を悔いたり、未来を不安視したりしなくてすむように。

いまここにある自分を感じ続けていれば、良い方向に向かいます。

いまここにある自分から逃げ出さずに受け止めて欲しいと願っています。

2014年7月27日日曜日

第2回 姿勢と動きのワークショップ(福岡)開催決定!

前回開催した『姿勢と身体操作のワークショップ』が大好評だったので・・・・・・

8月13・14・15日に、第2回『姿勢と動きのワークショップ』を、開催することにしました。

詳細

お盆なので、参加者少ないかもですが、内容は超特濃です。

姿勢
前回は、『姿勢の診方』をやりましたので、今回は『整え方』をやります。

自力で自分の姿勢を整えるのは難しいので、他者の助けを借りましょう。

他者に依存するのではなく、『相互扶助』という関わり方です。

助け合うと姿勢が良くなるのは、よく知られた事実です(当塾比)。


今回は『足裏~骨盤~肩甲骨』をつなげるという流れでやります。

みなさまの参加を楽しみにしております。

2014年7月26日土曜日

坐骨神経痛の整え方(基礎知識)

坐骨神経痛になってしまいましたという相談をよく受けます。

坐骨神経痛ということで、整形外科→整骨院・鍼灸院→その他代替療法・・・・・・

終わりのないイタチごっこが始まります。

良くなったという話は、あまり聞きません。


個人的意見ですが、依存心が強いと痛みがとれません。

そもそもが構造的な問題なわけで、自立しないと改善しないと思うのです。

精神的にも、力学的にもです。

実際、自力で何とかしようとした人は良くなっています。


極論すると、こういうことになります。

→ TMS理論


要約してみましょう。

1)坐骨神経痛に対する恐怖感や不安感が症状を生み出し、悪化させている。

2)正しい情報を学ぶことで不安が取りのぞかれると、症状が消える。

はい。シンプルですね。

坐骨神経痛は、ストレス・抑圧された感情(怒り・不安・劣等感等)が具現化したものです。

体の痛みとしてね。


なので、姿勢を整えて怒りや不安や恐怖から解放されれば、あっという間に良くなります。

『そんなことでよくなるはずがない(治療もしないで!)』という強い信念の持ち主以外は。



というわけで、構造的な問題の確認をしてみましょう。


まずは基本中の基本、下肢伸展拳上検査のやり方から。

SLR(ストレート・レッグ・ライジング・テスト)のやり方

SLR(ストレート・レッグ・ライジング・テスト)の評価
次は、痛みのある場所をみてみましょう。

仙骨に原因があるとすれば、以下のS1~5のどこかに問題がある可能性があります。

痛みのある場所と神経支配(仙骨)
腰の場合は、L1~5のどこかですね。

痛みのある場所と神経支配(全身)

詳しく検査をしてみると、体には異常が無いことがわかるはずです。

そう。心が作為的に痛みを発生させているのが現実なのです。

なぜそんなことを心がするかというと、怒りを忘れるためです。

血管を収縮させて筋肉を酸欠状態にしているのは、心なのです。


常に怒りを抑えこんでいるとどうなるでしょう?

怒りを怒りと感じない~ストレスをストレスと感じないようになります。

神経が悲鳴をあげるのも当然です。

だからまずは、自分が怒っていることを自覚しましょう。


それから、安部塾の基本姿勢~『ひらいた姿勢』をとります。

自然と余裕が生まれ、怒りを解消することができます。

肩甲骨と骨盤の操作が生み出す怒りを解消できる姿勢。

きちんとひらいた姿勢をとれていると、SLRの結果がよくなると思います。

肩こりって何ですか? ~肩甲骨をはがす

いまではすっかり一般化してしまった肩甲骨はがしですが、昔はあまり知られていませんでした。

30年前は、これができる人はほとんどいなかったと思います。

肩甲骨はがし

これができるようになると、自分で肩の筋肉の過剰緊張を解除できます。

「肩こり? なにそれ? おいしいの?」lって感じになります。

あ、普通に腰痛なんかも出にくくなります。

腸骨(骨盤)と肩甲骨が連動していますからね(正しいやり方でやればの話ですが)。


明日の安部塾は、肩甲骨の動かし方をみっちりやりたいと思います。

2014年7月25日金曜日

肩甲骨を動かそう~肩甲骨と骨盤の動きは連動しています

肩甲骨の動きを図示してみた。
肩甲骨の動き1

肩甲骨の動き2

言うまでもないことですが、肩甲骨が固まると、人生詰んでしまいます。

なんたって、天使の羽根ですからね。

自由自在に動くのがデフォルトなのです。

鎖骨とはつながっていますが、構造的には浮いてますからね。

なので、積極的に肩甲骨をはがしておきましょう。


肩甲骨と骨盤の動きは連動しています。

肩甲骨が固まると、骨盤も固まります。

対角らせんの図
充実した日々を過ごすために、肩甲骨と骨盤を整えましょう。


2014年7月24日木曜日

中心軸とアゴの位置~ねじった木のポーズ

中心軸とアゴの位置の関係を体感したかったら、これをやってみましょう。

ねじった木のポーズ~中心軸とアゴの位置の関係

頚椎の反りと腰椎の反りは連動しています。

なので、アゴを引きすぎたり出しすぎたりするとバランスが崩れます。

アゴの位置が中立になると、眼球の動きが楽になります。

目が楽になる位置を探してみると、自分のアゴの中立位置がわかるかもしれません。

2014年7月23日水曜日

自己整体~自力で骨盤から全身のゆがみを直す~ダビデのポーズ

自分で自分のゆがみを直す方法のひとつ。

『ダビデのポーズ』です。

ダビデのポーズ~自己整体


ポイントは支脚側の腰を反らして骨盤と肩甲骨を近づけること。

それと、カンペル平面を水平にすることです。

※カンペル平面とは→アゴは引いた方がいいのか? 出した方がいいのか? 良い姿勢とは?

きちんとやれれば、びっくりするくらい一気にゆがみを直せます。

詳しい説明は、実際に指導を受けてください。

2014年7月22日火曜日

アゴは引いた方がいいのか? 出した方がいいのか? 良い姿勢とは?

4年ほど前に、『アゴは引いた方がいいのか? 出した方がいいのか?」というネタがブームになりました。

当時から僕はずっと、『出したほうがいい派』です

いわゆる「カンペル平面を水平にする」という考え方を支持しています。

図示してみました。

カンペル平面とフランクフルト平面の図

■アゴを出す

カンペル平面を水平にする姿勢をとると、呼吸が楽になって骨盤が整います。
眼球を動かしやすくなるのが、わかりやすい変化です。
眉間やおでこがゆるみ、肩甲骨が引き下げられます。

■アゴを引く

フランクフルト平面を水平にする姿勢をとると、呼吸が苦しくなって骨盤が狂います。
眼球を動かしにくくなるのが、わかりやすい変化です。
眉間やおでこが緊張し、肩甲骨が引き上げられます。


見た目に良い姿勢とされているのは、フランクフルト平面を水平にする姿勢です。

しかし、実際に動きやすい良い姿勢は、カンペル平面を水平にする姿勢です。


実写だとこんな感じになります。

カンペル平面とフランクフルト平面 実写

実際にやってみると、アゴを出した方が、スポーツパフォマンスがよくなるのがすぐに実感できます。

ダンスとかだと、特によくわかります(スピンなんかは特に)。


ただし、アゴを出すのはいいのですが、アゴを上げると首の後ろ側が詰まってしまいます。

きちんと指導を受けた方がいいかと思います。

2014年7月21日月曜日

2014年9月12日(金)~14日(日)お寺deYOGA で講師をさせていただきます。

2014年9月12日(金)~14日(日)お寺deYOGA が開催されます → 詳細

みなさまのご参加を、こころよりお待ちしております。


※ご予約制イベントです。

9月12日(金)

9:30~ 9:50 お経&法話 -ご住職-
10:00~11:30 体を整えるヨガ -安部吉孝先生-
13:00~14:30 クリパルヨガ -大倉美由紀先生-
14:45~16:00 クリスタルボール-石橋華代子先生-


9月13日(土)

9:30~ 9:50 お経&法話 -ご住職-
10:00~11:30 やさしいアシュタンガヨガ-ryugen-
13:00~14:30 体を整えるヨガ  -安部吉孝先生-
14:45~16:00 クリスタルボール&マントラヒーリング -山本香苗先生-


9月14日(日)

9:30~ 9:50 お経&法話 -ご住職-
10:00~11:30 サムサラヨガ -kana-
13:00~14:30 午後ののんびりヨガ- fumi- 
14:45~16:00 クリスタルボール &マントラヒーリング -山本香苗先生-

         
※3日ともに16:15〜16:45 お茶の時間を作っています。

※お寺や、講師の事情により、スケジュールの変更があることがございます。

※お食事,飲料水,ヨガマット,タオルはご持参下さい


:耕雲寺 本堂 (下関市豊浦町小串915) 

料金:①お寺deヨガ

1day pass = ¥3,500
2day pass = ¥6.500
3day pass = ¥9,000

定員 : 36名

※定員になりましたら、キャンセル待ちとさせて頂きます!

昨年の様子

紹介していただきました → 「体を整えるヨガ」安部吉孝先生の紹介


2014年7月19日土曜日

下関ワークショップの風景

今日は、下関某所で安部塾特別ワークショップでした。

少数精鋭っ!!

半分の橋のポーズ 肩甲骨の後傾
半分の橋のポーズ 坐骨寄せから膝方向への牽引
ねじった三角のポーズ 後脚股関節の内旋
なかなか楽しんでもらえた模様です。

また稽古会しましょうね。

劣等感が強いと、筋肉が過剰緊張して関節が固まることがあります。

不安・悲しみ・怒り・恐れのような情動は、『間脳』でコントロールされています。

間脳は視床下部にある自律神経核によって自律神経である交感神経と副交感神経を制御しています。

交感神経は獲物を捕らえる闘争反応や敵から逃れる逃走反応等を制御しています。

副交感神経は消化や睡眠等のリラクゼーション反応等を制御しています。

間脳


劣等感が強いと、知覚が混乱することがあります。

知覚の混乱は、防衛手段として交感神経を過剰緊張させます。

神経系に異常をきたし、筋肉が硬くなります。

いわゆるサイキングアウト(アガリ)という現象が起きてしまうのです。


『本気で筋肉をやわらかくしたいなら、劣等感を克服すればいいですよ』

僕の口癖ですが、劣等感が強いと筋肉どころか免疫までおかしくなってしまいがちです。


このあたりの仕組みが理解できると、美肌と良筋肉が手に入るかもしれません。

2014年7月18日金曜日

息が吸えない人に対する指導の方針

呼吸と胸骨・肋骨・横隔膜

ときどき、「息が吸えません。助けてください」という相談があります。


そんな人の背中を見ると、丸まってしまっています。

横隔膜の胸骨付近に触れてみると、緊張して固まっているのがわかります。

このため、息を吐ききれなくなり、息が吸えなくなってしまっています。


横隔膜と腸腰筋・大腰筋

また、腰が反りすぎて下腹がポッコリしている人も息が吸えません。

横隔膜の肋骨付近に触れると緊張して固まっているのがわかります。

横隔膜に連結している大腰筋が過緊張して腰が反り、息を吸うことができません。


なので、吐く息と吸う息のどちらに問題があるか見極めて、ポーズの指導をします。

背中が丸くなる人には、腹直筋とお尻とモモ裏を伸ばすポーズを奨めます。

腰が反る人には、大腰筋と前モモを伸ばすポーズを奨めます。

どちらの場合も、肩甲骨まわりの緊張をゆるめて胸をひらきます。

※丸くなる→肩甲骨前傾・反る→肩甲骨後傾


たまに、反り腰+背中丸まり複合状態の人もおられます。

その場合は、臨機応変にポーズを選びます。


ちなみに、僕は呼吸法は指導しません。

『姿勢と動きが正しければ、呼吸は自然についてくる』という考えからです。

筋肉が過緊張して姿勢が崩れている状態で、まともに呼吸できるとは思えません。

なめらかに動けていない場合も同様です。


呼吸筋のコントロールは、良い姿勢に依存すると考えています。


呼吸が楽にできていないと、建設的な考え方をするのが難しくなるような気がします。

偏らない考え方は、偏らない姿勢から生まれるのではないかと思います。

姿勢や体型が崩壊している状態で、中道的なものの見方が可能だとは思えません。

脳は栄養と酸素で動いているわけですから。

骨盤底筋群

楽な呼吸には、横隔膜だけでなく骨盤底筋や胸郭出口なども大切です。

その方向からの記事も書いてみたいと思います。

2014年7月17日木曜日

骨盤を整えるイスの座り方~姿勢矯正座法

「正座じゃなくて、イスに座るやつつくってよ」という要望があったのでつくりました。

姿勢矯正座法 イスに座って骨盤を整える

コツは、上前腸骨棘と恥骨を垂直線上にもってくるイメージにすることです。

で、坐骨の真上に頭頂部をもってきます。

そのままの姿勢で30秒保ちます。

かかとくっつけ正座」に近い効果が得られると思います。

女性の骨盤・男性の骨盤~性差


 女性と男性の骨盤の構造の違いを見てみましょう。

女性骨盤・男性骨盤

女性骨盤・男性骨盤


■男女の骨盤性差性差

女性の骨盤は横方向に広くて、前傾しています。

男性の骨盤は縦方向に長くて、後傾しています。

※女性独特のお尻の形状と動きが生まれます。


女性は骨盤底部の筋肉が発達しやすく、骨盤の安定性を高めています。

男性は腹筋が発達しやすく、鉛直方向に活動しやすくなっています。

※女性は出産育児・男性は力仕事がしやすくなっています。



骨盤の性差を知ると、男女の違いを認めて、戦わない方がいいという気がしてきます。

異性と戦って勝ったとしても、いいことなんて何ひとつありはしないと思います。


和合の道を選びたいものです。

2014年7月16日水曜日

骨盤のゆがみの目印(背面図・側面透視図)


さっきの記事の続きです。

練習用に図示してみました。

上後腸骨棘は、視覚的にはこんな感じです。

いわゆるヴィーナスのエクボですね。

ヴィーナスのエクボ 上後腸骨棘

なお、あおむけとうつぶせではこうなります。

骨盤の目印(あおむけ)

骨盤の目印(うつぶせ)

この図が頭に入っていれば、骨盤のゆがみを理解できると思います。

骨盤のゆがみを知る目印~上前腸骨棘・上後腸骨棘

骨盤のゆがみを知る目印として、僕は以下のふたつの場所をよく使います。

■ASIS(anterior superior iliac spine)=上前腸骨棘

■PSIS(posterior superior iliac spine)=上後腸骨棘

上前腸骨棘・上後腸骨棘

7/20(日)の安部塾「姿勢と動きのワークショップ」で、この骨を見つける練習をします。

この目印を正確に見つけてることができれば、骨盤のゆがみをイメージすることができます。

また、手技によってこの骨に触れて、ある程度ゆがみを改善することも可能です。

いずれにしても、この骨を見つけることができないことには、お話になりません。


体を動かすときも、この骨が意識できると精密な身体操作ができます。

みっちり教えますので、しっかり習得してくださいね。

2014年7月15日火曜日

体はどのようにゆがむのか?(休めの姿勢=片脚荷重の場合)

7/20(日)の姿勢と動きのワークショップで、この図の話をします。

休めの姿勢=片脚荷重 コントラポストの一例

必ずしもこうなるわけではありませんが、基本的にはこんな感じです。

この仕組みが理解できれば、自力で体のゆがみを直すことができます。


また、靴の減り方で、おおよその姿勢を推理できます。

■腰椎過剰前湾(反り腰)の人の場合

支脚側=腸骨前傾→かかと内側+親指付け根に重心
遊脚側=腸骨後傾→かかと外側+小指付け根に重心

■脊柱後湾(平腰)の人の場合

支脚側=腸骨前傾→かかと外側+小指付け根に重心
遊脚側=腸骨後傾→かかと内側+親指付け根に重心

そのうち、タックシールかなんかで説明用写真を撮りたいと思います。

腰のコリをほぐす~骨盤と肩甲骨の使い方

7/13の東京ヨガクラスでやった『股関節と肩甲骨の連動』の復習用画像です。


骨盤を後ろに傾けて、肩甲骨を前に傾けると、腰から背中が丸くなります。

骨盤を前に傾けて、肩甲骨を後ろに傾けると、腰から背中が反ります。

骨盤後傾→肩甲骨前傾
骨盤前傾→肩甲骨後傾

坐骨をしめると骨盤が後ろに傾き、坐骨をひらくと骨盤が前に傾きます。

股関節の動きで全身の動きを導くのが安部塾流でのやり方です。