2015年1月31日土曜日

腰痛対策~上体ねじりと胸椎・腰椎の関係のまとめ

背中を丸めると、上体が回転しなくなるので、腕だけがぶらぶらします。

三角のポーズとかで、一生懸命に腕だけを後ろにやろうとしている人がいますよね。


骨盤を前傾させて背中の下部(腰)を反らすと、腰に負荷がかかります。

骨盤のすぐ上の腰椎をひねろうとするからです。

しかし、腰椎は構造上、回旋という動きには向いていません。

結果、腰が壊れます~腰痛ですね。


胸椎は構造上、中心軸を保って大きく回旋させることができます。

つまり、上体のねじりに際し機能するのは、骨盤と腰椎=腰ではないのです。

そう。胸椎(主に胸椎12番と腰椎1番の椎間)と股関節なのです。

上体をねじるためには、脊椎全体の自然なS字カーブを保つ必要があるのです。

頸椎・胸椎・腰椎の回旋角度

ここまで理解できれば、下のポール&ヨガブロックの効果の理由がわかりますね。

背中の丸まりすぎと、腰の反りすぎを一気に解消できるからです。


胸椎の伸展と頸椎・腰椎の屈曲

安部塾では、脊柱の自然なS字カーブを保つことに全力を注がせます。

だから、あらゆる動きが楽になるのです。


特別な動きをやる必要はないと考えています。

基本的な動きを、繰り返し繰り返し反復練習する主義です。

超絶正確な型(フォーム)で。

結果、ケガをしない・させないレッスンを現実化できています。