2015年2月27日金曜日

呼吸筋と肋骨の動きをまとめてみたよ~上後鋸筋・下後鋸筋も。

呼吸筋と肋骨の動きについて、簡単にまとめてみました。

呼吸筋と肋骨の動き

正面からだとこんな感じ。

呼吸と肋骨
肋骨が上がってひろがると息が吸え、下がってせばまると息が吐けます。


前回の記事で、「わかりにくい」って言われたので、下後鋸筋も再まとめ。


上後鋸筋・下後鋸筋

■上後鋸筋

・起始 頸椎6番~胸椎2番の椎体棘突起・項靭帯
・停止 第2~第5肋骨の肋骨角外側
・作用 第2~第5肋骨挙上を挙上→吸気の補助。


■下後鋸筋

・起始 胸椎11番~腰椎2番の棘突起
・停止 第9~第12肋骨の外側部下縁
・作用 肋骨を下制して、呼気の補助。上体ねじりの安定。


まとめてみました。

下後鋸筋の作用



・下後鋸筋が伸びきって弱る→息が吐きにくい

・下後鋸筋が縮んで硬くなる→息が吸いにくい


わかりやすくなったのではないかと思います。

以前の説明だと、意味が混乱してしまうので、今日の講座でやり直ししますね。