2015年2月18日水曜日

胸やお尻を動かすということ~安部塾の舞の基本

3月から始まる舞活動に向けた、ひふみちゃんの朝の自主練gif動画。

チェストサークル ひふみ

前後打ち・左右打ち・ヒップサークル ひふみ

もう少し、空間固定点 (fixed point) がつくれたら、さらにいいかな。

数年前、はじめて観たときの動きはひどかったんですよね。

自分の関節を自己破壊するために踊っているような動きでした。

実際、ケガだらけで満身創痍でしたが。


数年間の訓練は、無駄にはなっていないようです。

文句を言わず、地道に基礎練習を重ねてきた成果ですね。

批判家でなければ、美しい動きだと評価してくれる気がします。

僕は明日、ひさしぶりに鬼のダメ出ししてあげようと思いますが(笑)。

アイソレーション (Isolation) 

アイソレーション (Isolation) とは、分離、独立などの意味。以下の用法がある。
パントマイムやストリートダンスにおいては、体の各部分を単独で動かすトレーニング。人間離れして見える動きの基礎となるトレーニングである。人間の通常の動作では、身体のひとつの部分だけを動かしているつもりでも身体のほかの部分がつられて動いてしまう。それを意識して分離してゆく。顔、首、肩、腕、手、指、胸、腰、足、さまざまな部分の切り離しが可能である。アイソレーションを訓練すると空間上の固定された部分、空間固定点 (fixed point) を作り出すことができる。そしてこの応用によって、実際には存在しない壁、階段、ドアなどを、存在感をもって現出させる動きが可能になる。

引用ココマデ


『汚い動きを、身体を壊しながらやる』

破滅型のダンサーさんに、よく見受けられます。

身体を壊すような動きは美しくありません。

不自然な動きを超人的な身体能力でやるのも、どうかと思います。


僕が好きなダンサーさんたちの動きは美しいものです。

身体のどこにも負担をかけない自然な動きだからです。

特別な動きなんて何ひとつしません。

けれど、その動きのすべて、いえ、その存在すべてが美しいのです。


舞台上・練習場だけでなく、日常生活の所作のすべてが美しい。

というより、日常生活でできていないことを、舞台上でやることはできません。


3月から、いよいよ創作舞が本格始動いたします。。

舞ブログも、3月から更新再開いたします。