2015年4月9日木曜日

基礎練習を疎(おろそ)かにしない

「特別なことや奇抜なことをしようとせずに、淡々と基礎練習にハゲみなさい♪」

僕がよく口にする『命令』です。

安部塾では、基本的に『好きにしてください』というスタンスなのですけどね。

基本練習をきちんとやっていないと、活動停止に追い込まれますからね。

足首と呼吸

身体操作の知識がない人でも、姿勢や動きが美しいかどうかはわかります。

いえ、下手に洗脳されていないので、むしろ直感的にわかるのです。

基本練習を積み重ねてきた人は美しいし、やっていない人は穢(きたな)い。

それが日々の所作にまで、にじみ出てしまいます。


基礎練習を積み重ねきた人の動きは、虜(とりこ)になるほど美しいものです。

(プロメテウス運動器のオビ的な意味で)

ヒップフレクサー伸ばし
28年前、とある先輩が僕にこう言いました。

「安部ちゃんさあ、基本練習さえちゃんとやっとけば食っていけるからな!」

僕はその言葉を信じて、アホみたいに単純な動きを繰り返してきました。

あのときの先輩の言葉を信じてよかったと、いま思います。


「他人の批判をしている暇がったら練習しろよ♪」

「言い訳を考える余裕があるなら練習しろ♪」

練習不足で活動停止に追い込まれるのは惨めです。

だから僕はこれからも、「練習しろ」という命令を出し続けます。


でもまあほんとは、自主的に練習しないと意味ないんですけどね(笑)。