2015年11月24日火曜日

胸腰筋膜~関節は緩めてはいけません。関節は締めましょう。そうすると筋肉が柔らかくなりますよ(^^♪

先日の集中講座の復習用画像をつくってみました。

■胸腰筋膜

背中~胸にかけて存在する強靭な筋膜です。

呼吸で作用する上後鋸筋・下後鋸筋と深く関係しています。

胸腰筋膜

安部塾では、内腹斜筋・腹横筋・腰方形筋を機能させて胸腰筋膜にテンションをかけます。

腹直筋と腹横筋の交差部で下腹部を締めることで安定した体幹をつくります。

胸腰筋膜

腕の上げ下げによって広背筋を介して胸腰筋膜の過剰な緊張状態を緩和できます。

安部塾方式(=プロメテウス解剖学に忠実に動く)でやればですが(笑)。


で、関節をゆるめてはいけません。

関節が不安定になってしまうからです。

不安定な関節は、筋膜を過剰に緊張させてしまいます。

結果、身体が壊れてしまいます。


今回の集中講座では、僕の柔らかい筋肉に触れてもらいました。

「関節を締めて動かすと、こんなに筋肉の質が良くなるんですよ♪」的な感じで。

関節を締めるためには、プロメテウス解剖学のグレーの解説を暗記するのが基本です。

プロメテウス解剖学に書いてある通りに身体を動かせばいいのです。

プロメテウス解剖学コアアトラス

安部塾の身体操作はすべて、プロメテウス解剖学に忠実です。

プロメテウス解剖学に書いていないことは、提案しません。

だから、誰も身体を壊しません。

安全に身体機能を改善できます。


ケガや故障は、慢心した指導者がオリジナルをやるからだと考えています。

安部塾では、オリジナルではなくプロメテウス解剖学に忠実に指導するように塾生に説いています。


あ、グレイ解剖学もいいですよ。

グレイ解剖学

「せめてプロメテウス解剖学くらいは全暗記しておいてくれないと(^^♪」

習う立場の人にしてみれば、最低限到達しておいて欲しいレベルなんじゃないかと思うのです。

解剖すら知らない人に指導されるなんて、恐ろしいことですからね。

流れとインストラクションだけ覚えたような人に身を任せるなんて、怖くてありえないことです。


というわけで、今後の塾生講座も、基本に忠実に学んでもらいたいと考えております。

美しい体型と良質な筋肉が、『わかっている指導者の証』ですからね。