2015年11月5日木曜日

正しい運動(姿勢・動き・呼吸)が、壊れた脳(委縮した脳)を修復する。

安部塾には、間違った運動によって身体を壊した人たちがやってきます。

大体は、何のエビデンス(根拠)もないデタラメな運動法をされてあります。

最悪なのは、機能解剖学的に明らかに間違っている運動です。

『自分のところのやり方が特別』と喧伝しているところで習っている場合が多いです。


僕はよく、「正解の動きはひとつだけ。あとは全部間違いです」って言います。

特別な動きなんて、存在しません。

だから、トップレベルの人たちの動きは、みんな同じになります。

息をのむほど・虜(とりこ)になるほどに美しい動きに。


そう。

その動きをやって痛みが出るということは、その動きは間違っているのです。

そして、その間違った動きは脳を壊します。

痛みによって脳が委縮してしまうのは、最近の脳の研究で明らかにされています。


「壊れた脳で考えつくことなんて、根本から間違っていますよ」

僕はいつも塾生にそう言います。

『脳 委縮』で検索してみてください。

ちょっと真剣に考え直したくなるはずです。


参考→『強いストレス』は脳の機能低下や委縮を引き起こすことが明らかに



安部塾でやっていることは、正しい姿勢・動き・呼吸の習得です。

プロメテウス解剖学をはじめとする解剖の本による『読書療法』です。

何が書いてあるかわからない人が多いので、簡単に解説をします。

講座に通いつめた人たちは、身体どころか人間関係まで健康的になっていきます。


脳が壊れている人は、座学で痛みがなくなる仕組みを理解できないことがあります。

間違った動きで痛みが出ている状態の、いちばん難しいところです。

『一から全部、自分の動き=感じ方・考え方が間違っている』ということがわからないのです。

魔法ではないので、自覚がない人に対しては効果をあげることができません。


プロメテウス解剖学を読んで、「あ~やばい。めっちゃ勘違いしとった」って感じれる。

そんな人は、とてもラッキーです。

人生がコペルニクス的に反転して健康的になります。

それまでの自分の生育歴を客観視できるようになってきます。


『特別な人』とか『特別な何か』に依存するのはよくないと思います。

健康でいられる『居場所』があるのは素敵なことだと思います。

僕は、『きちんと自他の境界線を引ける居心地がいい場所』として薬院校をつくりました。

もうすぐ、東京にも、そんな居場所ができる予定です。


脳の修復に来てくださいね。

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