2016年3月26日土曜日

胸鎖乳突筋イメージ動画~ラテラルラインと足と首と感情と

この動画の0:08~の胸鎖乳突筋の使い方はいいですね。




動画の後半で、上腕外旋・前腕回内の動作が連続しています。

ここ最近の、講座内容につながっていて、ちょっと楽しくなりました。


昨日の塾生講座で、趾(足ゆび)がくっついて動かなくなると、胸鎖乳突筋が使えなくなるお話をしました。

第5中足骨を操作すると、小趾(足の小ゆび)がひらくようになります。

足の内返しと外返しのときに第1中足骨を操作すると、母趾(足の親ゆび)がひらきます。

それから立ち上がって首の状態を確認すると、改善しているのがわかります。


足首が捻挫状態になると胸鎖乳突筋が過緊張状態になることは、よく知られています。

逆に、感情ストレスで横隔膜と胸鎖乳突筋が緊張しすぎると、足首が不安定になります。


まあ、アナトミートレインの読者なら常識ですね。


ラテラルライン(アナトミートレインより)

ラテラルラインは足の内側と外側から始まり、

くるぶしの後ろを通って、腓骨に沿って足を上がり、

大腿部の外側の腸脛靱帯を通って、

ウェスト部分では腹筋が交差し、

肋骨のところでは肋間筋、

首では板状筋と胸鎖乳突筋が交差して、

全体が身体の外側を覆うカゴのようになっています。

(アナトミートレインより)

ラテラルライン(アナトミートレインより)

言うまでもありませんが、腓骨筋は『捻挫防止筋』ですからね。


ついでに、もう少し、画像を紹介します。

スパイラルライン(アナトミートレインより)

アナトミートレインより
ほんと、親切な本だと思います。