2017年10月6日金曜日

愛の代用としての心理学~歪んだ私的論理に基づく性格では、幸せになることはできない~ナルシスト傾向が強い人は、自分の顔を見ると喜びよりも苦痛の感情に苛まれる

Erich Seligmann Fromm

Twitterより





※コモンセンス=常識









悪について』エーリッヒ・フロムより

集団が生き永らえるには、集団が、その成員からナルシスティックなエネルギーを付与されることが重要となる。

成員の多くに満足を与えられないような社会では、不満を除去するために、悪性のナルシスティックな満足感を彼らに与えなければならない。

経済的に貧しく、精神的にも不満な人びとにとって、その集団に帰属するために生まれるナルシスティックな「誇り」こそが、唯一の満足感となる

人生が面白くなく、また興味をもちうる期待がないからこそ、彼らには強いナルシシズムが発達してくる。

ナルシスティックな傾向が強い集団において、彼らは自己と同一視できるナルシスティックな指導者を持つことを切望する

半ば狂気に近いナルシスティックな指導者は、その集団において最も成功を収める指導者となる例が多い。

そして不満な大衆の要求を満足させる才能を持ったこのような半精神病者は、いつも手近なところにいる。

引用ここまで


フロム先生のたまわく、

「愛を達成するための基本条件は、ナルシシズムの克服である」

個人の成熟は、どれぐらいナルシシズムを乗り越えられるかによります。

集団の成熟は、どのぐらい集団ナルシシズムを乗り越えられるかによります。


毎年、年末になると、各地で108回太陽礼拝が行われます。

私は、集団ナルシシズムに見えます。

なので私は企画も参加もしません。

同じ時間を、愛の技術の修得に費やしたいと考えています。


実生活での真の満足感の不足を、集団ナルシシズムで補うことはできませんから。


フロム先生のたまわく、

「人を愛するためには、ある程度ナルシシズムから抜け出ていることが必要であるから、謙虚さと客観性を理性を育てなければいけない」




優れていることを誇示していても、何ひとついいことなんてありません。

自分の心の奥底の実際の感情と向き合うことが大切だと思います。


身体操作を練習する理由は、実際の自分がどんな人間かなのか感じるためです。

すごいことができる人間になるためではありません。

実際の自分にとっての余計なことをやめるためです。

実際の自分のことが大好きになれるのが、正しい身体操作です。


面白い記事があります → これは意外。実際のナルシストは自分の顔を見るのが嫌いであることが判明(オーストリア研究)

ナルシスト傾向が強い人は、自分の顔を見ると喜びよりも苦痛の感情に苛まれるということがわかった。

スキャンによる脳の活動は、自分の写真を見たナルシシズムの強い複数の男性が、ネガティブな影響や、葛藤のような感情を処理していることを示していた。彼らは自分の顔を見るのが好きではなかったのだ。

特に、前帯状皮質の上部や下部で脳の活動が活発になっていることがわかる。ここは自身に関するネガティブな要素を処理するのに関係する部位だ。

このことから、ナルシストの人は、おそらく潜在意識の中で、自分のネガティブな評価に苦しんでいるのかもしれないことがわかる。

引用ここまで

もうひとつ → 自分撮りを頻繁にネットに公開している男性はサイコパスの傾向あり(米研究)

定期的に自分撮り写真を投稿する男性は、反社会的特質スコアが平均よりも高かった。また、自分の容姿をよく見せるために画像を修正する男性には、ナルシストと自己客観化の兆候も見られた。

ナルシシズムは一般に虚栄心と強く結びついているが、知性や魅力における他人に対する優越感とも関連した心理的な欠陥としても知られる。また、写真を直ぐさま投稿するような場合、サイコパスの兆候である可能性が高く、他人に対する共感や敬意の欠如に加え、衝動的傾向をも示しているようだ。

自分を撮影する際に写真写りがよくなる角度を常に気にかけている人たちは、心の病気である可能性が示されていた。

 たとえば身体醜形障害は、極度の低い自己価値感に関連して、自分の身体や美醜に極度にこだわる症状がでる。この患者の多くが頻繁に自分撮りを行う。

 精神科医のデビッド・ヴィール氏によれば、カメラ付き携帯の普及以来、身体醜形障害で受診する患者の3人に1人が、繰り返し自分撮りを行ない、ソーシャルメディアに投稿していたという。

 これは自分の容姿を確認したがるこの病気の症状によるもので、身体醜形障害の患者は、自分の容姿の欠陥を隠せる写真を撮るために何時間もかける本人が気にしていても、他人には判らないようなものであることも多い。極端な事例では、自分撮りの写真写りが気に入らず自殺した患者すらいたそうだ。

引用ここまで


自分の身体や美醜にこだわりすぎないように指導しています。

いいことなんて、ただのひとつもないからです。

自分の顔を好きになるように指導しています。

実際の自分が大好きであることが、とても大切だからです。


今日の塾生講座で、この記事の解説をします。