2017年12月19日火曜日

人の身体は「見る」ことで、無意識にその方向に進んでしまいます~「リーチング」「手さし」の重要性。

足で走るときも、車で走るときも、カーブを曲がるときは、「自分が進むべき方向」をきちんと「見る」ことが大切です。

外側にふくらんだときには内側を、内側に巻き込んだときには外側を見ることになります。

もし、外側にふくらんだ時に外側を見れば、どんどん外側に寄ってコースアウトしてしまいます。

内側に巻き込んだときに内側を見れば、さらに巻き込んでしまいます。

人は見た方へ進む

人は、「見た方向に進んでしまう」のです。

逆に言えば、視線を「行きたい方向」に向けておけば、その方向に進むということです。


身体操作においても、「どこを見ているか?」が大切です。

まず眼筋が動き、それから他の筋肉が動くからです。

眼筋と他の筋肉の協調ができていないと、うまく動くことができません。

巧みな動きは、眼筋によって生まれると考えていいと思います。


このため、あらゆる正統身体操作技法で、「視点」についての口伝が重視されてきました。

最近のスポーツ界における視機能訓練ブームもそうです。


そもそも、運動発達において、「見る」ということがとても大切なのです。

運動発達の順序
「まず見て、それから動く」ことが重要です。

見たことによる身体の反応を理解しておくことも。


ケガや故障に悩まされている人は、きちんと見ていない(あらぬ方向を見ている)ものです。


そして、定番のこれ。
あかちゃんの発達

安部塾身体操作技法IBUKIの基本が、ここにすべてあります。


4~5か月頃のあかちゃんは、気になるものに手を伸ばすようになります。

この動作を「リーチング」といいます。

声をかけたり、それをとってあげたりすると、「手を伸ばしたらと相手が反応してくれる」ということを学びます。

気になるということを相手に伝えるために、手を伸ばすという動作を意図的に使うようになってきます。

それが、「手さし」です。


リーチングについて学ぶことで、飛躍的な動作の改善が可能です。

ちなみに、円滑なコミュニケーションによる目標達成の基本でもあります。


12月21日(木)の大阪集中講座で、リーチング(手さし)の解説をします。

御参加、お待ちしております。